news

2021.10.30 – 現代仏教美術・三人展 不動~fudo~

現代仏教美術・三人展 不動~fudo~

 

 

■会期日程

2021年10月30日(土)~11月7日(日)

11時~18時(会期中無休・無料)

 

 

アーティスト・升田学、イラストレーター・中川学、佛師・立花麟士による三人展です。

 

古来はアートとして仏教美術は市民と密着していたものでした。

その意識が低下している現代の市民に、もっとその本質に気づき現代のほとけさまとの関わり合い方の多様性やヒントになるように、新しい仏教美術を模索した作品を展示します。

 

 

革新的なワイヤーアートでの写仏

 

 

 

 

イラストレーションによる独創的な視覚化表現

 

 

 

 

伝統的な佛師の技法

 

 

 

と三者三様でありながら『変わらぬ(不動)ほとけさまの魅力』を伝えることをテーマに平面・立体・彫刻と三人の作家のそれぞれの目線で描くほとけさまの世界をご高覧ください。

 

 

 

 

■升田学/Manabu Masuda

 

アーティスト・ダンサー。2006年より一本のハリガネを一筆書きの要領で作る美術作品「ヒトスジ」を発表。約7㎡の天井吹き抜け空間を活かし大空を借景にしたインスタレーション展「絵空事」など、展覧会多数。2016年より中川学氏が住職の瑞泉寺に毎月通い、写仏の創作をライフワークとする。一方ダンサーとして「夜のことば」「ウタタラ」「漂流詩」などの企画を展開している。元維新派。

 

 

 

■中川学/Gaku Nakagawa

 

イラストレーター・僧侶。浄土宗西山禅林寺派僧侶、京都慈舟山瑞泉寺住職にしてイラストレーター。デジタルの手法で絵本から時代物の装丁画まで幅広いスタンスで描く。主な絵本作品に、『絵本 化鳥』(国書刊行会)、『榲桲に目鼻のつく話』(河出書房新社)、『だいぶつさまのうんどうかい』(アリス館)、『やまびと(えほん遠野物語)』、『世界でいちばん貧しい大統領のスピーチ』(共に汐文社)、など多数。TIS会員。

 

 

 

■立花麟士/ Rinshi Tachibana

 

佛師。3歳で写仏、10歳より仏像彫刻をはじめる。20歳の時、大仏師の下へ内弟子として入門、佛師を志す。2013年 佛師号「麟士」を頂戴し独立。2016年より四国八十八ヶ所四番札所大日寺様の執り行われた『平成の大改修』の仏像御修復全般に携わる。地元「神戸」を拠点に仏像の新規制作・修復を生業とする一方で、仏像彫刻教室や講話会を各地で開催、講師としても活動している。

 

 

 

◆トークイベント「それぞれの仏教との関わり」

3作家各自の仏の関わりや3人の繋がりなど貴重なお話を伺える滅多にない機会となります。どうぞお楽しみください。

10月30日(土)15時~(無料)

要予約:限定15名(着席) マスク着用お願い致します。

 

お問い合わせ先:アート〇美空間Saga 正田まで

Tel : 078-321-3312 Mail : info@saga-beauty.com

 

 

「令和2年度 芸術文化活動機会促進事業(兵庫県)」