プリミテブ&モダンアートの漆芸
畦地拓海 漆芸展 「隙間を埋めてゆくもの」が
3月21日(土)~29日(日) 11:00~18:00(最終日16:00まで)に開催中です。

初日は「漆芸の魅力」をテーマに漆芸家の畦地拓海 & アート美空間Sagaのオーナー正田朝美のトークセッションも開催されました。
畦地さんの風貌のユニークさを含め、自身の本能の内から表出するイメージするもの。
普段から影響を受けている存在の仮面やスピリットボードとの出逢いや面白さ。
そして漆の魅力を世界にも発進している意図や目標。
などを笑いを交えて伺いました。

国内外の様々な技法や素材を取り入れた独自の手法で制作しているので、各作品ごとのマチエールが珍しいため、「これは漆ですか?」という驚きを表す方が大半です。
通常の器などピカピカに磨き上げた漆のイメージが強いせいか、マットで落ち着いた色調に、まずその観念を一新させられます。

そして古代の洞窟壁画やアフリカンを彷彿するようなプリミティブな模様に、どこか懐かしさや暖かみが感じられます。

その一方、古さは感じられず、エッジの効いた造形のラインやキラキラ輝く金属粉などの用材で現代感覚にもマッチした作品群です。
またインパクトのある大きな作品には、見た途端、一瞬息をのむ迫力があります。

人を圧倒するような重厚感のある作品が女性でも持てる軽さと知り、その技法についても興味深く耳を傾けられています。
Japan=漆と評され、神戸ではあまり見ることができない漆造形の個展です。
是非、ダイナミックな作品から不思議さや面白さを体感してみてください。

