過去イベント

11月「陶芸ツアーイベント」の模様

サロンに置いている知人作家である葛木窯の東川和正さんのオブジェやその工房で私が初めて作った茶碗を見て「初めて作ったように見えない、私も作ってみたい〜!」とお客様からリクエストがありました。 そこで・・・

限定5名の奈良陶芸ツアー!

お客様のご主人もご参加され、初体験でホントに上手く作れるかな〜と皆様ドキドキ・ワクワク。

工房に着いて、まずは展示室で先生の作品を拝見。

作品の土や釉薬・作り方など熱心に質問をしながら、これもいいしあれもいいし、、こんなのが作りたい!でも自分が作れそうなのはどういうのかな〜?と期待と不安の中、イメージを膨らませながら一人一人何を作るかを決めました。

いよいよ工房で土を触ります。

個々の要望に応えて丁寧に作り方をレクチャーしてくださるので、難しく考えていた陶芸が秘策のマジック製法?で不思議と簡単に形がどんどん出来上がって行きます。普通の工房ではなかなかこう上手くはいきません。

1個目の作品の形が整っていく頃には少しずつ緊張もとけ楽しそう。すぐに2個目を作り始めるほど皆様意欲的!
思っていた以上に自分の作品の出来映えの良さにお顔もニンマリ感激されていました。

お茶づけ用茶碗・サラダボール・マグカップ・平角皿・花瓶などなど、短時間に皆で沢山の種類を一度に作成できたのは先生のご指導のおかげです。気さくでひょうひょうとしたお人柄から、いつも間にか女性ファンが増えたようです。

「皆様、また作りに来たい〜!」とすっかりハマったご様子!
窯から出たら2割は小さくなっているからどんな感じになっているか楽しみ〜!と完成作品を手にした姿に夢を馳せます。

工房を後にして、明日香の村の甘樫の丘に行きました。

丘の周囲の遺跡の説明を見ながら万葉の昔を想像します。 そしてこの丘から望む景色の中で一番綺麗な「夕日が沈む空と山端の瞬間」を目にすることができました。 高い建物もネオンもない平地が広がる大和路の静寂な空気は、都会からタイムスリップしたようでした。

夕食は先生が暖簾をデザインした日本料理・卯之庵で今日の出会いに乾杯です。 個室の和室での食事はお味もとても美味しく秋を感じる食材と目も楽しませてくれるうさぎの趣向に盛り上がります。 今日のイベント一日を振り返りながら、出来上がった作品の品評を兼ねて作品を使ってのポットラックパーティーをしようという御意見もでるほど楽しい会食! またまた素敵なお客様同士の輪が広がるイベントとなりました。