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木彫・金工・テキスタイルが寄り添う二人展

植物装飾 和田誠之・濱久仁子二人展が終了しました。

 

ご夫婦で初めての二人展ということで、「展示設置するまでは緊張しました!」と一年半以上に延びた準備期間を感じさせないハーモニー。

テーマやお互いの作品に対して寄り添うことで、使う素材がや制作の仕方が全く違うのに違和感なく存在している。

 

 

何気に置かれているようにみえる作品にも意図がある様々な見せ方に、感心し心和むひと時。

 

足を運んでくださった来場者達は、コロナの殺伐とした毎日の中、ほっこりした気分になれてご満足いただけたようです。

 

 

一番人気のコラボ作品は「秋のシリーズ」

 

一見、金属で作ったような枯れ葉。枯れ葉が次第にくるまっていく曲線や葉っぱの裏の葉脈まで一枚の木の板から斧とノミで彫った超絶技巧。

 

金箔がキラキラして木の厚みの重厚感がダイナミックな和田の作品。

 

紅葉の葉っぱのような美しいグラデーションの髪をなびかせて、オニグルミと遊ぶ表情が可愛い女の子の濱の作品。

 

二つの作品が絡み合うことで、お互いのアート性が膨らむ絶妙なインスタレーション的展示でした。

 

 

 

ギャラリー展示では珍しい大掛かりな展示にもお二人の意気込みが感じられました。

 

初めて目にする二人展に相性の良さを改めて感じ、今後もコラボレーションを楽しみにされる来場者達でした。

車で往復4時間かかる三重から、毎回在廊お疲れさまでした。