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日本画で描くひとつのほし

ひとつのほし  -One Earth- ベリーマキコ個展 が2023年5月13日(土)~21日(日)11:00~18:00(最終日16:00まで)開催予定です。

 

 

 

自然や人から日々学びながら、日常生活の情景や経験をモチーフに制作している日本画家・ベリーマキコの個展です。

いわゆる花鳥風月の日本画というモチーフではありません。

 

 

夢の中の一部を切り取ったような不思議な世界観と岩絵の具の優しい色彩のマチエールが彼女の持ち味です。

「きっと生きている限り絵を描くのだと思う。」と経験を元に絵を描く言わば、絵日記のようなものなのかもしれません。

京都府⻲岡市に⽣まれ⾃然児として⾥⼭を謳歌し、<のびなびあーと>等で幼児から大人までアートの教育に奔走しています。なので日本画だけでなく子供達と一緒に無邪気な立体造形など幅広く制作される多様性も持ち合わせています。

 

 

近年我々は、地球規模の感染症の恐ろしさを経験しました。

飛行機や船でウィルスが容易に世界中に運ばれることも知りました。

 

 

そして戦争が勃発、戦地の被害者の悲惨さや不条理を伝えるたくさんの情報。続いて起こった大地震も多くの人々の生命を奪いました。

当たり前と思っていた日常を大事にしつつ、日々生かされているこの命の大切さを思うベリーマキコさん。

 

 

「ひとつの地球の上に同時代に生きる我々は、運命共同体であることを決して忘れてはならないだろう、、、。そして世界平和に貢献できる絵がいつか描けたら・・。願いで終わらせずに実現するように努力したい。」と。

 

今展では日本画の182×183cm の大作をはじめ小作品と、手のひらに収まる陶の人形など約30点の作品で、地球を生命を意識して表現、発表したいと思います。

 

是非、日本画のマチエールとベリーマキコワールドをお楽しみください。