宮崎・高千穂~熊本・阿蘇の旅その2
宮崎・高千穂を後にして熊本・黒川温泉に向けて発ちました。
阿蘇をやまなにハイウエイは標高の高さがますにつれ、霧がかかって10m先も見えないほど真っ白になりました。やはり山の天気は急変するものだと実感。

黒川温泉周辺の「生茶」や「お-いお茶」のCMで使われた鍋ケ滝へ。
滝を裏側から眺めることができ別名「裏見の滝」と呼ばれます。

滝の裏の水のカーテン。降り注ぐ天然ミストのマイナスイオン。響き渡る滝の轟音。
鍋ヶ滝は大地の自然の力を感じることができました。

木々の緑が爽やかな黒川温泉は、日本の田舎の風景をそのまま残した温泉街です。

湯布院をしのぐ人気温泉街は、街全体が統一感のあるレトロな雰囲気で居心地良く、こじんまりとしているので散策も楽しい。

長い木の廊下や太い木の梁、茅葺屋根のついたお風呂、情緒ある囲炉裏のある素朴なあたたかさに包まれた旅館に泊まりました。
昔ながらの、どこか懐かしい旅の宿で名湯が館内に13種類あります。
黒川温泉内で唯一「日本の名湯秘湯百選」に選ばれた露天風呂「滝の湯」や「美人湯」をはじめ、巨大な桶を使った「桶風呂」など趣向もさまざま。

そして地元の旬の食材を使い、工夫を凝らし一つ一つ素材を活かしたお料理を満喫。お肉も魚も野菜もホントに新鮮で美味しくて感動しました。
夜はしっとり静かな温泉街、とおい記憶に残る自然あふれる空間で、ゆっくりと過ぎる時の流れを感じられました。