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半立体色彩画よしかづ画法の無為自然時間

光のかけら、影のことば、色彩の細密画展
~独自技法の半立体で描く、感性が解放される色彩の風景と無為自然時間~ が

2025年10月25日(土)~11月2日(日)11:00~18:00(最終日16:00まで)開催予定です。

 

 

幾層にも塗り重ねられたアクリル絵の具の絵画、半立体色彩装飾師、梶川能一の個展です。

絵具の粘度や色彩が独自に調整されています。自作した専用の道具で絵の具を「盛り上げる」ように描かれた画面は、平面の常識を超え、浮かび上がるような絵画です。

 

 

作家自身が編み出した独自技法が「半立体色彩画よしかづ画法」。

 

 

今展のコンセプトとして梶川氏が掲げた来場者への3つの提案は

★視覚を超えて触覚へ:“触れられそうで触れられない”

浮き上がる色彩のレリーフの厚みや起伏が、“触れられそうで触れられない”記憶や感覚を呼び覚まします。

 

 

★光と影が織りなす、半立体の静謐な時間

光と影、そしてUVライトが織りなすユニークな演出によって、作品の表面は、光の当たり方や鑑賞する角度によって刻々と表情を変え、静かな光の揺らぎや影の軌跡までもが絵の一部として現れます。

 

 

★感性がほどける、無為自然時間

何かを「する」のではなく、ただそこに「在る」ことを許す、ゆったりとした時間の流れ。急がず、構えず、作品と静かに向き合うことで、思考が解き放たれ、感性がやわらかく開かれていく体験へと誘います。

 

 

「つい触れたくなる」「おいしそう」「360度ぐるぐると回って眺めてしまう」といった声が寄せられるように、「見る」から「感じる」へ、「作品」から「体験」へ。

 

 

立体と平面、視覚と触覚、記憶と感覚が交錯するこの特別な展示空間で、あなただけの「無為自然時間」を心ゆくまでお楽しみください。