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木の廃材にこもる人の軌跡

加治聖哉個展   廃材、人 、思い が

2023年10月1(日)~22(日)11:00~17:00 (休廊日 火・水曜日:10/3.4.10.11.17.18)に開催予定です。

 

 

「役目を終え、死んでしまった”廃材”たちに、もう一度”生命を吹き込む”」をコンセプトに、建築現場などで捨てられる廃材を使って実物大の生き物を作っている廃材再生師・加治聖哉。

 

 

工務店や飲食店などから譲り受けた、木の廃材にこもる人の軌跡を受け継ぎ、血 が巡り、筋肉が収縮し、毛がなびく動物へと生まれ変わらせています。

 

 

 

代表作の一つである「神籬」は人が乗れるアートです。

 

 

 

 

 

幼少から木に触れ、釘を打ち、のこを引き、簡単に手に入らないもの、欲しいものは何でも自分でつくっていた加治。

 

 

くじらやカジキマグロは水族館では飼育できないし、そのサイズ感は図鑑の表記でしかわかりません。

実際に体感したいと自らが思い制作しています。

廃材は廃棄する人の思い出や物語を聞くことができます。

廃材を手にすると創りたい気持ちが高ぶるのは、必ず人が関係しているからなのでしょう。

人の軌跡 を受け継ぎ、何か別のものに生まれ変わらせた作品を、誰かに喜んでもらえればとても嬉しい!という想いです。

 

 

 

大工だった 祖父より受け継いだ技術と緻密に計算された骨格比率により優れた強度と造形美をご覧ください。

 

新潟県在住のため関西での初個展となります! 約20点の作品と他グッズの展示販売をお楽しみください。

 

 

 

またアート〇美空間Sagaがプロデュースするミント神戸イベント特別企画第5回<M-INT 17th ANNIVERSARY>で加治聖哉氏の「SCRAP UPCYCLING 」作品の数々がミント神戸正面玄関2階特設会場にて同時展示されます。

 

 

約3mの原寸大の動物など、アップサイクルされた迫力ある作品を個展と併せてご覧ください。