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変わらず懐かしい玄斎の心意気

<日本料理・玄斎> に招かれておじゃまさせて頂きました。

新店舗に移転されてから初めてなので、随分ご無沙汰していました。

 

 

春らしい彩や地元神戸の食材を多用されています。

 

 

普段味わえない野菜や魚の本来の新鮮な甘さがいっぱい。

 

 

何を使って?思いつかないほどなめらかな食感や旨味など、一つ一つのメニューが本当に美味しい!

8品全て大満足できたので、帰り際に

「どれも本当に美味しかったです!」と、この日初めて声を掛けると

「お久しぶりです!」

「覚えてくださったんですか?いつ気づかれました?」

「マスクを取られた時に。」

お連れに昔ご主人に御世話になったとご紹介しました。

「もっとこうしたら良かったなー!とあの時のメニューをさっき見直したらところです。」

声を掛けるまで黙々と忙しく板場で下を向いて料理をされていたのに、いつの間に!

 

神戸に開店当時から和食の素材の域を超えた斬新なメニューを考案される人気店です。

約15年程前にSagaのイベント用に1回限りの特別メニューでおもてなしくださったことがありました。

期待以上にお客様も大感激されたそのメニューをまだ保管されていること、気づいてからお仕事をされている間にチェックされていたという2重の驚き。

 

この緊急事態宣言下で開けていても食品ロスなど儲けがない!とレストランなど飲食店はクローズしている所が多い。

勿論、この日は玄斎さんも通常の半分以下のお客様。

「こういう時期に手を抜くことない食材で美味しいお調理を食べさせて頂けるだけでも有難いです。」

「農家も市場も仕入れてあげないと困りますから、、、、」

と言われていました。

 

一時的に一世風靡したお店やミシュランの星を獲得しても数年後には消えてしまう飲食店も多い中、変わらず味を落とさずに続けて営業されている玄斎。

ご主人の心意気やお客様へ気遣い・仕事への姿勢はさすが!

改めて見習うべきお方とお話できた爽やかな良い日になりました。