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不思議に見える?世界

摩訶不思議?アナザーワールド が

2024年6月15日(土)~23日(日)11:00~18:00 (最終日16:00まで)に開催予定です。

 

 

 

近年、これまでの当たり前が当たり前でなくなる状況が続いています。

不思議に思える世界・物体など(アナザーワールド)を18人の作家がそれぞれに表現します。

皆さんに当たり前を改めて見直すきっかけになる展覧会となり、楽しんで頂けますように。

 

 

出展作家のコメントのご紹介(作品画像が出品されているとは限りません)

 

池田愛花里(絵画)

「ときめく心」や「愛する心」はいつまで持続するのだろうかと考えることがあります。そんな段々と変化していく恋心を腐ったイチゴを通して表現しました。食べられなかったイチゴは腐敗しますが、そこから再び新しい命が生まれます。何かを愛せなくなっても、いつかは次のときめきが見つかるものです。

 

映(絵画)

I draw with a pencil and finish the pencil drawing into a design drawing.

鉛筆画をクールかつスタイリッシュに をモットーに、鉛筆で描いた絵を元に デザインを作っています。

 

岡本知倫(絵画)

見えない、見えていない幾つもの周波数の世界が重なっているココそれぞれのいきたいところを想像し創造し、、、  岩や草の中のなにかを、境界が存在しない世界を、自分がいごこちのよい自分だけの物語を作れる自由をもらっている人間。いや、かつて自分がいたかもしれない場所の記録をひきだしているだけかのかもしれない。

 

古川和美(絵画)

ただ、ただ、美しい光を閉じ込め、心を解き放ちたい。

 

安本香織(絵画)

作品インスピレーションを漢字の書で表し、文字から生み出すエネルギーを色彩・構成で表現しています。額のある作品-一度組み立ててから壊して組みなおしています。それは、永遠に続く破壊と再生を意味します。めくれた文字-作品の向こう側にある”未完成で自身の人間像”を感じてもらいたいです。

良奈ちはる(絵画)

宇宙という途方もなく膨大な空間と時間の中、”今、この場所で”私たちが出会っていること。その事象自体がとんでもない確率であり、摩訶不思議だと思いました。作品を通して、何億光年もかけて地球に届いた星の光や、今も広がり続ける宇宙空間に共に思いを馳せられたら嬉しいです。

 

MERMAID-VISION (絵画)

私たちは、地球と共に暮らす動物の一種。八百万の神々の心を大切に共生の道を日々の小さなコトから…循環し与え続けてくれる自然や動物に感謝を込めて。今回は、タツノオトシゴが神様。無から宇宙、太陽系、星々を産み出す様子を西洋占星術の考え方に沿って表現。あふれかえった星たちを食べる、天魚

 

Yoshikazu KAJIKAWA(絵画)

自身の世界観の 「独自性」 と「唯一無二」を心がけています。それが新しいアートの発展と 刺激に繋がると信じているからです。細密画を派手やかに大きく表現する事を考え、今までの経験を組み合わして出来たのが道具から自作して描く 新しい表現方が今回ご覧いただいているのが『半立体色彩画 _ よしかづ画法』 になります。

 

& Earth noricco(絵画)

「心の場が異なれば観える世界が変わる」この世界が幾重もの心の場で成り立っているのを日々観じています。それぞれ多層に異なる宇宙を観ながらも互いに心共鳴し、深部で想いが一つに繋がりゆく。そこから観えた「想」の世界。この世界が放つ精妙なる想いの輝きと感動を、色や響きで表現しています。

 

國賀史子(立体)

Another World …それは心の中に誰もが持つ【桃源】。 私たちの精神の深層にある大切に殻に包まれた生命力の源を、いま開示して解き放とう。

 

西村怜奈(立体)

モノにも魂が宿る。 建物や電車が、感情を持って私たちを見ていたら。 人間の社会が変わり、建物が壊されたり、今までと違う用途に使用された時、人間をどう見るのだろうか? 人間が作り出す敷地や街、県、国などの境目はモノ同士にはあるのだろうか? 人間同士は仲違いしていても、お家同士は友達だったりするかも。

 

藤澤憲彦(立体)

人間の想像した異界と、人間が創造した異界。過去から脈々と続くも現代では日増しに希薄となり幽き異界と、齢僅かにして混沌と世界を貪り広がる異界。異界という湯船は浸かるは容易だが、一度浸かれば外気との寒暖差が大きく上がるに難く、されど浸かり続ければやがて逆上せて昏睡という船底に臥床する事になる。私達の生きる世界とは。

 

奥田美紀(陶芸)

表面のフォルムからのイメージ、そして内部を覗くことによって何を思う?別世界とは、視覚的要素が大きく影響するのではないかと考えます。普段、目にしない風景や出来事を目の当たりにした時、例え、現実に起きている事実でも、ここはアナザーワールド?と認識するかもしれません。

 

フルタミチエ(陶芸)

わたしの窓は空いたり閉じたりしている。ひらいたときわたしはわたしのなかを探検する 。とじたときわたしはそとにむかって探検する。それらのバランスによってかたちがあらわれてゆく。

 

前川芳輝(彫刻)

兎の夢を見ました。小さな木彫の兎。手を合わせてお祈りをする兎。兎の夢は幸運や繁栄などを象徴する吉夢であるらしい。世界各地で繰り返される戦争や地球規模の気候変動による自然災害、混沌とする現代社会。兎菩薩は私自身が潜在意識の中で求めていた姿なのかもしれない。

 

田中佐弥(現代アート)

ウイリアムモリスの「いちご泥棒」のデザインが発表されて約140年。モリスの日常世界はこのデザインの様であった。今、そしてこれからの世界では、モリスの様に日常の自然の中で小鳥たちの歌声を聴くことは難しい‥私たちはもう戻ってこない過去の美しかった世界に思いを馳せ、小鳥たちの歌声を懐かしむのだろう‥

 

大野えつし(壁掛コーン絵画)

誰もが知っている顔が、平面とは違う次元で表現されるアナザーワールド。観る角度によっていろいろな見え方をしますので、うろうろ動いてご覧下さい。絵は必ずしも平面に描かれる必要はなく、2次元である絵を3次元に描いてみるという実験的な作品作りをしています。

 

永岡昌子(卵殻アート)

膠液で溶いた水干絵具を卵殻に塗ると綺麗なひび割れ模様が現れます。それをパーツに蜘蛛(タランチュラ)と蝶や蜘蛛の巣を作りタランチュラが巣に蝶をおびき寄せ生死をかける様を表現しました。