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「生命」が宿る3Dワイヤーアート

升田学 ワイヤードローイング展「Life in the Flow -生々流転-」が2024年11月9日(土)から開催中です。

連日沢山の来場者で賑わっています。

 

 

ある人物が泡となって消え入りそうな姿を描いている「生々流転」。「生命」を含むこの世の全てが流動し、常に変化するものであることに気づく瞬間でもあります。

人間が座っているような大きな立体作品の前で「いつまでも見ていていられる!」と大仏のような影と見比べながら厳かで穏やかな気分になり魅入ってしまうひと時の皆様です。

 

 

どの作品も影とのコントラストやあたかも3Dにも見える不思議さに感嘆されています。

 

 

 

光の当て方で瞬きしているようなみえる目や表情、体つき、しぐさなどの変化から作品に生命が宿っているようにも見えます。

 

 

大小様々な22作品やアクセサリーなどバラエティーに富んでいて、BGMもカセットテープから作品からインスパイヤされ創作した懐かしいアナログ風な音楽が流れています。

 

 

オープニングLiveパーティーでは

 

 

KAOLUNONOMATHの西島芳さんと野内俊裕さんによるLiveではSagaの壁も音源の一つにもなった即興の曲を演奏して頂きました。

tomomiによるケイタリングの料理は、ハーブなども食材の中に入れた美味しさに女性はレシピを尋ねる方もいて、和気あいあいの休憩タイム。

 

 

美術作家の柴田知佳子さんをゲストに升田さんとのトークには即興的に制作する極意なども話題になり、時折お客様からの質問も飛び交いリラックスムード。

リクエストで升田さんのワイヤアートの実演もあったりと終了後も皆さんの歓談は続き名残惜しそうな雰囲気でした。

平面作品の枠を超え、立体やインスタレーション作品のような不思議な空間になっています。

 

 

嬉しいことに海外からのお客様が私一押しのマティスの線画の影が美しい立体作品「兆し」に共感して頂け海外に飛び立ちました。

 

作品展をお見逃しされた方はコチラのYouTubeにアップしていますのでご覧ください。