生きているようなキネティックアートBiological movement

ミント神戸の4月の１か月間のキネティックアート　Biological movementが大盛況でミントさまにも惜しまれながら終了しました。

来館者が、周りでいろんな感想を口にしながら見ていらっしゃるので、それを聞いているだけでも楽しかったです。

バネがクルクル回って緑の玉が上に上がってるはずなのに上がってない？！

皆さん立ち止まってじ〜っと見つめる＜昇る玉＞

２階フロア真ん中から吹き抜けに向かってシルバーのウネウネがダイナミックな動く＜JABARA＞

中でも一番話題をさらったのはやはり＜カプセル＞作品でしょうか。

「面白いね、どうなってるの？」とお母さんに聞く小学生

「カプセルって動くんや」大学生男子

「虫かと思ったけどカプセルなら怖くないな」カップルの男性

「アートだわ！アートね！」30代おねえさん

「カプセルが1列に歩いて戻って来るのがカワイイ。」

生物でないのはわかっているのに生きているように見えるのは面白いし凄い事。

故にカプセル作品「触りたいー！」って言う人がとても多かったです。

沢山の方が触りたがってるというのはご興味がある！ことと嬉しい悲鳴でマスクの下で苦笑いしました。

時々聞こえてくる「気持ち悪いー！」という感想も作家にとっては褒め言葉❣️

とにかく反応が大きいことがアートには大事ですね。

２階フロアー〜４階吹き抜けにも大きな大きな黒いカプセルが浮かんでいて縦方向の柱にもグラフィックを施してあるのでエスカレーターに乗っていても楽しんでもらえたようです。

空間全体が一体化するようなアイデアが、この展示の醍醐味なので、皆さんがそれを感じとって頂けたことが嬉しいかったです。

作家・藤原正和も

「こんな大規模でしんどかった展示も初めてですが、とにかく作品の反応が半端なく凄い！

カプセルのバリケード無しは色々とハードルの高いところがあったのですが、無しで大成功だったと思います。

僕の中では大変なところは多数ありましたが、それ以上に結果オーライ(^^)」と。

ホントに作家の頑張りのおかげで、たくさんのギャラリーが、「わぁ〜！」とか　「きゃ〜！」とか　わいわい賑やかに楽しんでおられました。

警備員さんから作家に直接「また次回もよろしくお願いします。」とのリクエストもあり、予想以上の大盛況に藤原本人もビックリ状態でした。

警備員さんまでも⁉️ 立ちっぱなしの刺激のない通常より楽しく警備できたのかもしれませんね（笑）

ミントさまも特にお子様の反応から、アートが人々の思考を活性化することの意義を痛感されたご様子で、少しでも貢献できたのではないかと喜んでおられました。

今回観に来られなかった方々のために、イベントの様子を動画にアップしていますのでご覧ください。

次回イベントは今秋１０月に開催予定です。違う作家でどんなイベントになるか乞うご期待ください！